日本女子大学目白キャンパス中央広場コンペ



大学のある目白台周辺には庶民的な風情のある路地が無数に存在している。

歴史あるキャンパス内においても施設の増改築が繰り返され、

徐々に密度が高まった施設の間には路地風の通路が生まれている。

まるで周辺の地割りの様子がそのままキャンパス内に展開したかのような印象を受けた。

これを目白キャンパス独自の土地のコンテクストと考えた。


我々はまずばらばらと存在するこれらの路地を束ね、

キャンパス内の各施設を緩やかに連続させる大きな循環路を位置付けた。

よどみなく人の流れるこの動線によって切り取られた中央ボイドを広場にしようと考えた。

また、循環路上には一般市民も利用するバス停があり、

地域との接点としても機能する緩やかな結界が必要と考え、

広場を守るような柔らかな立ち上がる面として緑の壁を提案、

その内側は学生の集まる求心性のある場所となるような広場形態を提案。


隆起した大地のトップにエッジを持たせ、

内部はすり鉢状のスロープとすることにより、

大地につつまれた落ち着いた広場をつくる。

中心に向かって勾配が緩やかになっていくすり鉢状の大地は、

その角度によって、様々な使われ方をするであろう。




(鈴木陽子建築設計事務所と共同設計/UNBUILD)




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