多摩地域の森林研究など
日本緑化工学の大会が9月中旬に行われ、見学会に参加させていただきました。
地域に関わるたびにその地域のことを調べることから始めるのですが、自分の住む東京多摩についてはあまり知らなかったりします。森林施業や地場産材についてもほぼ知識がなく、良い機会となりました。
水源から海まで一元管理されている東京。木材利用が大きな課題であったため近年力を入れてきている。地の利の悪い奥山へもサポート手厚く、補助金効果も大きく、山の材は動いているとのことで、伐ったあと新たに植えるのは「少花粉スギ」なんだとか。(3割は広葉樹林化)
ウッドショック以降、輸入材より国産材の方が安くなっているらしく、かといって買いたたかれているという様子でもなく、順調そう。コロナ前は塔婆も輸入されていたが、そこも国産に戻ったと。
畑も森林も、日本のなかで順調に回って、東京でも一次産業の風景が未来につながっていくといいなと思います。