豊かな遊び場のための選択除草
ランドスケーププロジェクトで関わっている直島にて、スタッフさん向け選択除草をサポートしたのが先週のこと。
今週は徳島県神山町にて。こちらも鮎喰川コモンのスタッフを対象に+徳島大学生の皆さんと先生に、選択除草の視点を伝えました。
Azone:種を飛ばす前に抜く Bzone:木の足元(蒸れない、水分養分を取り合わない)を抜く Czone:生えていてよい場所を見極める Dzone:芝野原を維持する 全域:通行機能的に支障となるもの、ひっつきが半端ないもの(これは紹介の時間が足りなかった)
鮎喰川コモンだよりに書いていただきました>>https://akuigawa.com/letter/3671
鮎喰川コモンで子供が遊ぶ姿を見るのが大好きな私。設計時のケンケンガクガクを思い出しながら、心が潤い、満たされていくのを感じます。

今回はヤマグワが一大拠点。
男の子たちが実を集めようと、ヤマグワの木に鈴なり。手が青黒く染まっています。別のタイミングで女の子たちが来て、手が届くところは無くなっているものだから、木をよじ登っています。そんな感じでひっきりなし、大人気。食べるより、集めるのが好きなのかな?
別の男の子は紐付きの棒を見つけ、投げては引っ張って戻し、繰り返すうちうっかり手を離して護岸下に落下させ、石積みを降りブッシュへ。戻ってきて、「とってきたよ」と報告あり。大人がいる時しか降りてはダメなんだと教えてくれました。
・・・といった遊び方、よいですよね~。
多様な植物と、そこに集まる虫や鳥、そして子供のために!
田瀬さん発信の選択除草が今後も続き、場に活かされていくと嬉しいです。

