初ウミホタル!

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ウミホタルを観察するイベントが直島で開催されているのを知って、周囲にヒアリングすると、「いますよ」と普通に返事が来ます。調べてみると秋が一番いいらしく、そして多分、潮の満ち引きは大いに関係あるだろうと思い、潮汐表からターゲットタイムを確認しておきます。

奥に見えるのは瀬戸大橋。やや粗めの花崗岩の砂浜にて。

石を投げたり、砂を投げたり。います、います!!
写真では1粒ですが、無数に光っていました。写真の通りの青白い光です。
何よりすごかったのは、砂をばらまこうと思って手ですくう時に、触れた手を追いかける流れ星のようにばーっと砂が青く光る、という現象です。ひとすくいで100個体くらい光っているのではないかと思います。
暗い中で目がよくなった私たちには、空の星も綺麗に見えました。

穴は入り口、砂の山は出口。這った後も、歩いた跡も見つからない・・・

翌日は雨。雨の夜でも人知れず光っているのかしらと思いつつ、翌朝の浜。
ぼこぼこと無数の小さな砂の山。何かいるはずですが姿は見えません。
砂の中でも、誰かが生きるためのさまざまな営みは続いているのでしょう。

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