立教新座キャンパス太刀川門カド改修

BUILD : 2009

民家だった土地を買い取り、キャンパス敷地の一部とする計画。住宅とその庭は、これまでも内側の太刀川記念会館事務所の大きな窓を交差点から守っていた。そこで、かつての庭木が生えるレベルを「内側」エリアとして保持しつつ、駅側から来た時のキャンパスの顔となる「外側」を受け止め、流れを門までもっていくだけの空間を提案した。内と外の段差がちょうどよい目線の「受け流し壁」をつくり、交差点を行き交う人の流れも、喧騒をも処理する静かな存在となった。将来のサイン計画に対応するように、埋め込み照明以外は無表情でシンプルな状態で引き渡している。

業務 ランドスケープ設計・設計監理
施主 学校法人立教学院
施工 戸田建設
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